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【10年後のフクシマ その1 憂いを感じる、夜ノ森の桜並木?】

公開日:2021年04月05日 最終更新日:2022年01月06日
登録元:「フクシマを忘れない会
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【10年後のフクシマ その1 憂いを感じる、夜ノ森の桜並木?】

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 福島県富岡町字夜の森には、樹令100年のソメイヨシノが並び、見事なサクラのトンネルをつくっている。去る4月3日(土)にも多くの人が見学に来ていた。

 しかし、トップ写真の先には許可された人しか入れない。

 道路に落ちた桜の花を素手で拾上げ、空に舞いあげた女の子。「やめなさい」と母親が声を上げる。並木通りに設置された「この先期間困難区域につき通行止め」の看板をじっとみる若い人たち。駐車場になった「富岡第第二中学校」で唯一のこされた校門も撮影する年配女性。

 復興とは「[一度衰えたもの・を(が)]もう一度盛んに・する(なる)こと」(新明解国語辞典)

 校庭跡地の出店では食べ物の販売はほとんどない。飲み物だけ。地元の社会法人ワークセンターの「青のりさしみこんにゃく」買ったら、おまけに「糸こんにゃく」もくれた。道路に1件だけできた出店で、お好み焼きを買って、人混みを避けて食べたら冷えてまずかった。

 道路両面に設置された柵は比較的な新しいようにも見え、せっかくのみごとな桜並木に、憂さえ感じた。

この情報は、「フクシマを忘れない会」により登録されました。

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