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2023年度大丸用水周辺散策②コース 実施報告

公開日:2023年10月06日 最終更新日:2023年10月18日
登録元:「ミューラボ(mu.Lab.)

ミューラボによる本年度のメイン企画は『「用水の果たした役割」基礎講座と大丸用水散策』ですが、その一環としての稲城長沼~矢野口散策(②コース)が長い夏の暑さもようやくひと段落した9月30日(土)に実施されました。
朝9時に南武線稲城長沼駅に集合し、事前説明後の9時15分頃に散策が開始されました。まずは駅南側を南武線に沿って流れる(大丸用水の)新堀を確認、その後稲城大橋通りまでは主として(大丸用水の)菅堀に沿って歩き、稲城大橋通りを横断後は新堀と菅堀の双方をにらみながら歩いて矢野口駅入口を一旦通過し、鶴川街道を横断後は、馬頭観世音の石像群経由で多摩川の河原に向かって歩き、(大丸用水の)押立堀が多摩川へ流れ込むはけ口を確認し、11時15分頃矢野口駅に戻ってきました。昔ながらの素掘りの流れや旧街道、渡船場道にまつわる道標等要所要所でミューラボメンバー2人による説明を交えながらの約4kmの散策でした。

コースの概略は下記の通りです。
稲城長沼駅→新堀流路確認→ざるや前道標→喧嘩口→箱樋→下新田津島神社→矢野口村の川崎街道道標→矢野口駅入口通過→矢野口の地蔵菩薩塔と大いちょう→馬頭観世音の石塔群→押立堀吐口→矢野口駅

参加した方々への終了後インタビューでは「今も用水が使われていることが箱樋により確認でき面白かった」「資料が充実していてよかった。」「細かい資料と丁寧な説明で大変勉強になった」等々多くの好意的なコメントを頂きました。

尚、本イベント終了後に矢野口駅から南武線稲田堤までの(番外コースの)道のりを希望者のみで散策しました。途中にわか雨に見舞われコンビニでの傘購入等のハプニングがあったのですが無事に稲田堤駅にたどり着きました。

次回は10月14日(土)に散策第3弾として南武線稲田堤から登戸のコースを予定しています。

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