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【コラム】最近の新聞(2022年12月19日)を読んで思ったこと 2023年3月

公開日:2023年03月07日 最終更新日:2023年03月07日

最近の新聞(2022年12月19日)を読んで思ったこと。

2023年3月の竹内先生のコラム(お手紙)です。自筆を大切にしたいので、ファイルを張り付けます。

竹内先生のコラム 2023年3月(1)

竹内先生のコラム 2023年3月(2)

 

以下は参考。テキスト化したものです。

最近の新聞(2022年12月19日)を読んで思ったこと 

私が毎朝、はじめにやることは、何となくザッと新聞に目を通すことです。 頭の中には、いつも不登校、ひきこもりというワードがあり、その日の紙面を眺めながら、まずはそのワードに関連するものがないか、紙面を追いかけることにしています。そして、はじめに一面にある折々のことばと天声人語を読む ことにしています。2022年12.19の天声人語に不登校、ひきこもりのワードがあることに目を引かれました。あまり天声人語には無かったワードなので余計に興味を引かれ詳しく、ひとつひとつの言葉を大切にしながら読んでみました。

 天声人語は朝日新聞を参照してください。

そのゆりなさんの「人間関係がダメ。わたしはもうダメなときは、まったくダメだから」と三つ続いたダメが心に残ったと。そして、今も私のカバンに入っているペンケースを手にすると、つぶやきたくなる「大丈夫」で結んでいます。 

ゆりなさんの通っている「学び舎めぶき」不登校やひきこもりなどのつきあいが苦手で、生きづらさに悩む若者たちの就労を支援する居場所。そして、その代表の「失敗しても何度でもやり直せる。誰もが大丈夫だよ言いあえる場所をつくりたくて」という言葉が素敵だなあと思うのです。 度失敗したって、ダメダメダメの連続だって、何度でもやり直せる。それが、色紙に大きく書かれている「大丈夫」、私も今、いつも思っていることです。 どんなことがあっても何とかなる「大丈夫」と思うことにしています。そして、「めぶき」の代表の永井さんはうまくいくことも多いが、もちろんうまくいかないことも多い。「めぶき」に来るようになっても後に再びひきこもる人がいる。就職先を紹介されても続かない人がいると書いていますが、私も同感 です。人はそんなに簡単なものではなく、とてつもなく複雑なのだと思うのです。何回も何回も同じことを繰返す中で、とてつもなくそうかと思える自分にあった考えを見つけていくのですから。でもそれを見つめて、信じてくれる他者が見つかれば、きっと前を向いて歩きだすと思っいます。もうひとつ読むのが、天声人語の左上にある「折々のことば」というコラムです。この日の折々のことばは偶然ではなく必然だと思うのですが「学び舎めぶき」の不登校、ひきこもりのこととリンクしていると感じました。そこには福岡伸一さん「生物と無生物のあいだ」という本を書いている人の ことばが載っていました。

”自分を疑えないのは最も知的ではない。自分が無謬(むびゅう)であると考えるのは、最も知的ではない”という言葉です。そして、その説明として競争では大抵の人は負けるわけだし、研究の95%は思ったようにはいかないもの。でも、そういう敗北の「悲哀」を内に湛えることで人は世界に対して「謙虚」になれる のだと、生物学者は自身の人生をふりかえりながら語る。「無謬」とは論理判断に誤りがないという意味ですが、自分の考えたことには誤りがない、すべて正しいことだと思うことは、最も知的ではないことだ。 そうならないよう 常に自戒しているという言葉です。ほとんどがうまくいかないことでその悲哀をかみしめながら謙虚に事に向かうからこそ、1%の真実に向き合えるのではと。そのことを永井さんは、うまくいくこともあるがうまくいかないことも多い。ダメ ダメダメと3回もダメが続いても、そのことを信じて続けていくこと「大丈夫」いう言葉を色紙に書いて、自分のテーマにしているのだと思ったのです。 

物事に当るということは、失敗を恐れず繰り返しても、繰返しても相手を信じ続けることの大切さに思いを馳せました。 

そんなことを思っているときその三日後の12/23の新聞の一面の下にいつも本の 案内覧があるのですが、そのひとつに目が止まりました。そこには「わが子を不登校 ひきこもりにしないための十条」村山和世著の本の紹介が載っていました。 そのサブに ー社会参加できる健全な子どもをどうすれば育てられるかー  という文が添えられている本です。その十カ条は無謬なのだろうか。その十カ条をやれば、不登校にならないのだろうか。まだ本は手にしていないのですが、そのリード文を見ただけでも、想像ができてしまう。5~6年前に「不登校は98% なおせる」という本を読んだことを思い出しました。そこには毎日、その子のよいをどんなことでもよいから5個見つけてほめることと書いてありますが、子どもの方が上手で、その下心はすぐに見抜かれてしまいます。失敗はしていいんだ。その失敗からこそ、多くのことを学べるのだから。本当の学びを!!

2022年12月24日

竹内春雄(2)

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