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福島 原発被災地飯舘村を訪ねて

公開日:2019年01月04日 最終更新日:2022年01月06日
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福島 原発被災地飯舘村を訪ねて

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健やかフィールドまきば会は、毎年飯舘村仮設住宅へうたごえを届けてきました。
しかし、今年で仮設住宅はなくなり、(いまだ帰れない人たちがいますが)
集会場が閉鎖されたため、現在帰還可能になった飯舘村を訪れることとなりました。
平成30年12月に飯舘村の現在の様子をうかがい知ることと,飯舘村の人々を応援する意味で、うたごえをとどけに行ってまいりました。
飯舘村は相馬の山間部に位置しており、非常に寒さを感じさせるところでしたが道の駅も整備され、地元でとれた野菜なども店先に並べてあり、放射能汚染など全く感じさせない状況でした(中学校の校庭で0.1μsv)。村の人々も思いのほか元気で、活発に生活している様子でした。私たちと歌って、こんなに大きな声で歌ったのは久しぶりと涙する人も見られ来てよかったと思う瞬間でした。

うたごえ演奏のあと、丸く座り、皆さんの現 状をお聞きしました。
みなさん元気に活発に会話に入り込み、
楽しい時間を過ごしました。

飯舘村から、富岡街道で浪江町へ向かう途中で、立派な家があり車を止めてみてみると、人影もなく、淋しいたたずまいを見せていました。
枝道はいまだバリケードで通れません。

遥かに村が見渡せますが、すべてバリケードで行くことができません。バス停は寂しく置かれていました。

お世話になった、飯舘村サポートセンターの職員の皆さんと写真を撮りました。

飯舘村「道の駅」までい館、飯舘村が復興に向けて、2017年8月に開設したもので、「までい」とは両手がそろった手で丁寧に、心を込めてという意味があります。
村の復興の意気込みが感じられます。

この情報は、「健やかフィールド「まきば会」」により登録されました。

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