シェアサイクル多摩川沿いに拡大
詳細
昨年5月にシェアサイクル「Hello Cycling」を紹介しましたが、これが多摩川サイクリングコースにも拡大しています。
川崎市では「川崎市自転車利用基本方針」を策定し、シェアサイクルの実証実験が行われることになりました。
【参考】自転車利活用推進室
http://www.city.kawasaki.jp/530/soshiki/10-9-0-0-0.html
従来のセブンイレブン店頭などに設置されているシェアサイクル(写真)は民間企業の敷地内に民間企業が設置したもので、行政は関与していませんでした。
今回はサイクリングコース周辺で川崎市が用地を提供し、サイクルステーションの設置は民間企業が担当するもので、半官半民で実施されています。
2019年2月2日時点では、多摩川サイクリングコースのうち、丸子橋~二子橋の間の7ヶ所【丸子橋付近、等々力ポンプ場向かい、等々力桜並木沿い、宮内歩道橋下、北見方歩道橋下、諏訪歩道橋下、多摩川緑地バーベーキュー広場付近(二子橋)】に設置されています。
【参考】川崎市シェアサイクル実証実験が始まります
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/530/0000103407.html
従来の街中、セブンイレブン店頭などに設置されている「Hello Cycling」と相互利用できますので、多摩川河川敷や等々力緑地で行われる市民活動に参加する時に便利でしょうし、遊びに行く時にも利用できそうです。
また、「Hello Cycling」に参加しているシェアサイクルは全国で相互利用できるので、ちょっと足を伸ばして対岸の大田区・世田谷区や、稲城市・府中市などまで乗って行くこともできます(目的地付近に返却場所があることを予め確認しましょう)。
利用方法は、5月に寄稿した記事をご覧ください。
http://kawasaki.genki365.net/gnkk09/mypage/mypage_sheet.php?id=139016
ただし、同じく川崎市の実証実験として川崎区内で実施されている「川崎バイクシェア」(ドコモ・バイクシェア)とは相互利用できません。「川崎バイクシェア」については改めて紹介したいと思いますが、赤いシェアサイクルは(今のところ)川崎区内専用で、相互利用不可と覚えておくと良いでしょう。
ところで、当会がイベント出展などをしていると、自転車の走る所がない、本来走るべき車道を自動車が我が物顔に走っていて危険を感じるといった声が寄せられます。
川崎市では「川崎市自転車ネットワーク計画」の案を提示し、2月27日まで市民意見を募集していますので、この機会に、この区間を自転車で走っていて危険を感じる、自転車レーンがほしいといった声を送ってみてください。
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/530/0000103574.html
この情報は、「持続可能な地域交通を考える会 (SLTc)」により登録されました。