第23回「開かれた学校づくり」全国交流集会 in 神奈川

集会テーマ：学校や地域において子どもの意見表明の機会をどのように保障していくか
　　　　　　　　　　　ーこども基本法・こども大綱を活かした学校づくりー

　「日本国憲法」及び「児童の権利に関する条約」に基づく「こども基本法」が昨年4月に施行され、今年5月には、「こども大綱」のアクションプラン「こどもまんなか実行計画2024」が策定されました。
　こども基本法は、「こどもの意見表明機会の確保・こどもの意見の尊重」を基本理念として掲げ（第３条）、国や地方自治体には、「こども施策の策定・実施・評価するに当たり、当該こども又はこどもを養育する者その他の関係者の意見を反映させるために必要な措置を講ずる」ことを求めています（第11条）。
　本シンポジウムでは、神奈川県下の実践報告を中心に交流し、つぎの３つの視点から、子どもが意見表明しやすい学校づくりと地域づくりについて学び合います。
　　①学校は、「意見表明の機会の確保・子どもの意見の尊重」にどう取り組んでいるか。
　　②学校、地域は、声をあげにくい子どもの意見を、どう聴き、応答、支援しているか。
　　③自治体は、子ども施策に、子どもと保護者の意見を反映させるためにどうしているか。

🔳午前の部　　実践報告　（10時～12時） 　司会：坪井由実さん（北海道大学名誉教授）
（１）「子どもの意見を取り入れた学校づくり」の実践―学校運営協議会の取り組み
　　鈴木政康さん（川崎市教育委員会事務局教育政策室指導主事）
（２）地域にある「子ども・保護者の居場所」との出会いから
　　菅沼謙太郎さん（神奈川県下小学校教員）、杉山春さん（ルポライター/居場所運営）
（３）「みんなで考え討議してより良い学校」をつくる実践―全学協議会
　　水谷徹さんと生徒たち（私立旭丘高校・小田原市）
（４）川崎市子どもの権利条例に基づく子どもの参加と意見表明を保障する取り組み
　　佐藤直子さん（川崎市こども未来局青少年支援室 青少年育成・子どもの権利担当課長）

🔳午後の部　指定討論・意見交流（13時～１６時）　司会　濱田郁夫さん（高知民主教育研究所）
　指定討論者　 1 山田雅太さん（元川崎市立小学校 校長）
　　　　　　2 宮越隆夫さん（川崎区地域教育会議 議長）
　　　　　　3 植田一夫さん（大阪青山大学・全国連絡会共同代表）

【申込み】
神奈川や東京など近くにお住いの皆様におかれましては直接会場へ、遠方の皆様におかれましては、オンラインでご参加ください。
いずれの参加方法とも、事前申し込みが必要です。
以下のURLから、参加登録をお願いします。
https://forms.gle/xr41ayYDHXyp1iDr8

参加登録をされた皆様には、11月16日（土）以降に、Zoomによる入室のURLのご案内と、発表者・指定討論者のレジュメ・資料を事前に閲覧、入手できるフォルダーのURLをご案内します。