2023年度大丸用水周辺散策③コース　実施報告

ミューラボによる本年度のメイン企画は『「用水の果たした役割」基礎講座と大丸用水散策』ですが、この一連イベントの最後として稲田堤駅~登戸駅コース散策が10月14日（土）に実施されました。
さわやかな秋空の朝9時、南武線稲田堤駅に全員が集合し、ミューラボメンバーによる事前説明後に散策が開始されました。まずは駅北側のお屋敷街を通り（大丸用水）菅堀と中野島用水の合流点、続けて新三沢川との合流点、さらに二ヶ領用水との交差目指しました。ここで二ヶ領用水沿いに中野島堰と布田堰まで歩き、再び大丸用水沿いに中野島稲荷神社等を経由して長念寺まで歩きました。長念寺は16世紀に創建されたお寺で、その本堂は川崎市の重要歴史記念物に指定されています。当日はその本堂内で、華麗な彫刻や壁画についてご住職から直接説明を受けることができました。その後暫し休憩し、さらに登戸稲荷社に向かい、大丸用水の（JR登戸駅北側での）多摩川への吐水口まで歩き、ここで全行程約6ｋｍの散策が終了になりました。解散時刻は12時半過ぎでした。終了後のインタビューでは「周到な準備と分かりやすい解説で勉強になった」「解説される方々ばかりではなく裏方の人達も頑張っているなと感じた。」「長念寺が良かった」等々多くの好意的なコメントを頂きました。