現地見学②(中野島~向ヶ丘遊園)
公開日:2018年12月21日 最終更新日:2022年01月06日
タイトル | 現地見学②(中野島~向ヶ丘遊園) |
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詳細
平成30年11月17日(土)、今年度第2回目の現地見学が行われました。 |
9:10、最初の見どころである駅近くの是法庵に到着しました。中野島の最初の入植者・万蔵院と子孫の田村家の墓ならびに和製唐紙祖・田村文平の墓に、参加者は興味津々でした。 |
新平瀬川水門では洪水防止のため瀬替え(流路変更)が行われた説明がありました。 |
二ヶ領用水の取水樋門で小休憩。その間も、秋の風情を眺め楽しみました。 |
10:20に今も使われている布田の草堰を見学しました。手入れが悪くボロボロで残念です。 |
道路対岸に大丸用水跡の立札があります。この辺りの村々は、大丸用水を使い、不足分は二ヶ領用水使用しました。 |
10:40、旧三沢川の二ヶ領用水との合流点に到着しました。この辺りは親水護岸として板柵護岸、竹柵護岸、石組護岸の見本が見られます。イチョウの黄葉が見ごろで、遊歩道ではとても気持ちよく散策できました。 |
橋本橋での道標の解説がありました。そのあと、二ヶ領用水沿いに流れの音を聞きながらの散策で癒されます。 |
ポンプアップの一本圦樋で休憩の時間を取りました。めずらしい稲刈りの終わった田んぼが眼前にあり、しばし田舎の風景に見とれます。 |
その後、台和橋に到着しました。この欄干に小泉次大夫のレリーフがはめ込まれています。橋の脇には生活用水が垂れ流されている山下川が流れ込んでいます。二ヶ領用水(本川)が汚れる要因の一つになっているのです。これから先の下流は、コンクリート3面張りの都市河川で、趣のない川に変わっていきます。 |
11:35に小泉橋にて説明がありました。近藤が、この付近の紀伊国屋旅館の写真を見せて、かつては賑わっていたことを説明しました。 |
小田急線を越える階段の手前で、参加者へのインタビューと個別の質問に答える時間を取りました。 |
踊り場のない急な階段を上り、小田急線を越えました。右前方には枡形山が見えました。階段を下り、向ヶ丘周辺にはかって製紙工場がたくさんあり、豊富な伏流水を使っていたことを説明しました。 |
デビューとは思えない中村の流暢なガイドに加えて、近藤の適切な地図を利用した解説や他の先輩メンバーのフォローが加わり、内容に深みがあって参加者は満足していたと思います。 |
※YouTubeでは、こちらに掲載した以外のたくさんの写真をご覧いただけます。 |