川崎公害の根絶をもとめて---8.住民による、二酸化炭素の測定結果
公開日:2022年03月07日 最終更新日:2022年03月07日
第3回 川崎南部の幹線道路における調査
簡易測定機による、二酸化炭素(CO2)の実態調査を以下のように実施しましたのでお知らせします。
(1) 調査日・場所 ① 2022年2月17日(木)午後1時30分から3時30分 川崎区の産業道路 天気 晴れ
② 2022年2月21日(月)午後1時30分から2時50分 幸区の国道1号 天気 晴れ
(2) 調査結果 単位はppm
① 産業道路
田辺新田 393 鋼管どうり 410 浜町 396 池上新町 420 塩浜 422 大師河原 450
〈対照地点〉桜川公園 383 大師公園 388
② 国道1号
御幸公園 425 小向西町 391 神明町 408 都町 394 尻手 453
〈対照地点〉 小向第3公園 394 南河原公園 385
(3) 測定機は、SB環境(株)製の「エア-チェッカ-」による。測定方式は非分散赤外線吸収法式(NDIR)
(4) コメント
いずれの日も北寄りの風で、所によりかなり強く吹いていました。最も高い濃度だったのは、国道1号尻手で453ppmでした。沿道と対照地点わ比較すると、いずれの調査でも沿道交差点の方が高かった。どうやら二酸化炭素の場合も、他の大気汚染物質と同様な動きを示すようだ。このことは、二酸化炭素も常時監視を行い発生源への規制をする、そのことが二酸化炭素の削減に有効であることを示している。
沿道交差点 対照地点
産業道路 415ppm 386ppm
国道1号 414ppm 390ppm
画像は尻手交差点 (2022/3/5)